
昭和シェル石油が全国展開をしている「ホームセキリュティ・システム」の普及拡大に向けて、冨士鉱油グループでは10月から神奈川エリアで取り組みを開始しました。お客様に防犯・防災・非常通報の3サービスを提供することで、いっそう充実した「安全・安心をお届けする」ことが目的です。今後、一般家庭だけでなく、集合住宅などの管理会社や事務所などにも提案をしていき、いずれ千葉・長野エリアにも拡大するほか、取引販売店へも普及を勧めていく方針です。
高まる防犯ニーズ、 LPガス事業が生かせる新分野
LPガス事業は、オール電化攻勢が強まる中で、輸入価格の高止まり、国内需要の停滞という苦境に立たされています。このため、私たちにはいま、LPガスの販売基盤を生かした新たな商材の開発・導入が求められています。そこで着眼したのが、LPガスの利用について「安全・安心」をお届けしているお客様宅や事務所などのセキュリティ。
空き巣などの侵入窃盗に不安を募らせ、年々防犯・防災ニーズが高まっているからです。
昭和シェル石油が「ホームセキリュティ・システム」の全国展開を開始したのは、「こうしたお客様のニーズの高まりに応えていくことで、LPガス事業における新たな柱としてセキリュティ事業を確立してもらいたい」(大山百合子・昭和シェル石油ホームソリューション部販売促進課長)との狙いからです。「お客様にガスの安全・安心をお届けする」ことをモットーにしている冨士鉱油グループとしても、それに加えて、防犯・防災の観点から、「お客様の安全・安心を見守る」ことを目的にホームセキュリティシステムに取り組むこととしました。
ガス業者だからできる、 お勧めしやすい昭シェルシステム

昭和シェル石油の「ホームセキュリティー・システム」は、「LPガス業界が普及に努めてきたNCU<*1>を基盤とした、LPガス事業者だからできる、安価でお勧めしやすいシステムであることがポイント」(大山議長)です。
*1Network Control Unitの略で、日本語名は網制御装置。一般加入者回線に接続するために、交換機に対し回線の接続・相手側の電話番号の通知・切断・通信先などの変更処理を行います。
具体的には、これまでのNCUと、新たに設置するワイヤレス受信機とを連携させます。それにより、各センサーからの防犯・防災情報をキャッチして警報音を発するとともに、緊急情報を昭和シェル石油のVANセンターに送信します。センターではお客様が指定した携帯電話やパソコンに、最大4ヵ所までEメールを自動送信して”異常”を知らせます。
設置するセンサーには、天井に設置する「火災報知器」<*2>、天井などに設置し人の動きを感知する「人感センサー」、窓やドアの開閉を検知する「マグネットセンサー」、それに家中どこでも持ち運べる簡易防水構造の緊急用ボタン「緊急用ペンダント」の4つがあります。
*2台所や火気使用場所は熱感知式、寝室や居間などは煙感知式を設置します。
防犯、防災、非常通報の 3サービスを低コストで提供

これらにより、次のような「防犯サービス」「防災サービス」「非常通報サービス」の3サービスを提供し、お客様の暮らしを守ります。
○防犯サービス ドアや窓の開閉や人の出入りを感知します。侵入者を検地すると、警報音が鳴るとともに、お客様の携帯電話やパソコンに緊急情報をお知らせします。
○防犯サービス 万が一火災が発生したときに、警報音が鳴るとともに、お客様の携帯電話やパソコンに緊急情報をお知らせします。
○非常通報サービス 緊急用ペンダントで、犯罪や事故等の非常時に警報音を鳴らし、緊急情報を送信します。
各センサーの設置はひとつでも、組み合わせでもOK。お客様の希望やライフプランに合わせて自由に選べる”自由設計”方式になっています。だから、月額利用料は基本料金(1,760円)とセンサー別料金の合計額(センターへの電話料金はお客様負担)となっており、例えば、玄関にドア用マグネットセンサーのみを設置した場合は最も安価な1,980円。窓用マグネットセンサーを4ヵ所、ドア用マグネットセンサー、人感センサー、熱感知式火災検知器、緊急通報用ペンダントを各1ヵ所に設置した場合でも3,870円。セキュリティー専門会社などと比べ、極めて低コストで安心・安全が得られます。
「低コストなのは、すべてのセンサーが無線式なので設置工事が簡単なためです。これにより、美観も向上。また、現場出動ををしない自動通報型であることも安価な理由のひとつですが、一方でこれにより危険な侵入者と鉢合わせにならなくてすむというメリットもあります」(大山課長)。
システムの5大特徴、防御は”三段構え”
システムの特徴をまとめると、次の5点になります。
1 高品質の機器(竹中エンジニアリング製)を採用しているので、信頼性が高い。
2 なんと言っても値段が安い
3 オール無線なので、取り付けが簡単
4 3段構えの防御<*3>
5 Eメールで離れた家族に緊急情報を発信
*3防犯ステッカーの貼付で侵入者にその「気を起こさせない」、侵入警戒音で侵入者を「家に入れない」、異常通知方式により侵入者と「鉢合わせにならない」の、3段構え。
神奈川エリア、「火災報知器+保険販売にもハズミ」
冨士鉱油神奈川エリアでは「ホームセキュリティー・システムの普及で、冨士鉱油グループがお客様へお届けする”安心”の付加価値を高めたい。また、それにより新築は今年6月から、既築も平成23年半ばまでの設置が義務されている火災報知器の普及や、火災保険などの新規契約に取り組んでいきたい」(横浜支店)と張り切っています。すでに基礎知識の習得(販売セミナー・施工セミナー)、スタートダッシュプログラム(同行訪問・顧客分析・ロールプレー)などにより社内体制づくりを終え、10月から直販のお客様への提案活動を展開しています。牽引役は、一般消費者を担当する「お客様サービスチーム」と、集合住宅管理会社や事務所などを担当する「開発チーム」。管理会社や業務用を先行させる狙いから、特に開発チームが主体となって取り組んでいます。
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