商品テストなどで定評がある生活総合雑誌の老舗「暮しの手帖」の2・3号でIHクッキングヒーターの問題点を列挙した特集記事が掲載され、暮しの手帳は「IHクッキングヒーターをおすすめしない」と明言しました。
さらに理由のひとつとして「ガスという安価で有効なエネルギー源があるのに、あえてIHヒーターを使うよさが見つからない」と、ガスの優位性についても触れており、ガス業界にとって追い風となることが期待されます。

暮しの手帖2・3号は売り切れにつき入手できませんが、IHクッキングヒーターの特集記事を抜粋した小冊子が社団法人全国エルピーガス卸売り協会から発行されました。

ご希望の方は冨士鉱油担当者までお問い合わせください。
暮しの手帖とは

昭和23年9月20日に発行された暮しの手帖は、独自の商品テストの公正さが高く評価されています。また、公正さを保つために一切の広告を載せないことでも有名です。

「私たちの雑誌は広告をのせていません。そのために、なに憚ることなく、いいことはいい、悪いことは悪い、と言い切ってこれたのだと思います。この姿勢は、これからも崩すことはないでしょう。 私たちの雑誌は広告をのせていません。そのために、なに憚ることなく、いいことはいい、悪いことは悪い、と言い切ってこれたのだと思います。この姿勢は、これからも崩すことはないでしょう。」
(暮しの手帖ホームページより)

暮しの手帳は、さまざまな実験結果をもとに、IHクッキングヒーターの主な問題点として、下記の点をあげています

1. 使えない調理器具が多く、フライパンや鍋が傷みやすい
2. 経済的でない(ガスの方が安い)
3. 必ずしも安全ではない(火加減の調整ミスやフライパンの赤熱化)
4. 高い温度での調理が苦手
(火力が自動的に下がるので、炒め物やステーキなど強火が必要な調理がうまくできない)
5. 電磁波が調理中に発生する

IHヒーターのイメージダウンは免れない!?  

以上の点から同特集では、IHクッキングヒーターを『まことに不都合な調理器具』と結論付け、『使用を推奨しない』とまとめています。  
同誌はすでに完売されており、また、追加取材による続編も検討されているということで、同誌の主な購買層である主婦層への影響力を考えると、IHヒーターのイメージダウンは免れないと思われます。
この特集に対して、電力業界、電機業界は一斉に反発しています。この反応からも、同特集が指摘したIHクッキングヒーターの問題点に対する両業界の危機意識が窺えます。また、同特集が指摘した問題点は、すでに以前からガス業界が指摘していた点ですが、両業界の「反応」ぶりから、改めてマスコミの影響力の強さがわかります。

IHヒーター業界側は防戦からさらに積極的なPRを展開 

関西電力では、2月中旬に暮らしの手帖社に抗議文を提出、北陸電力では検針時に配付するPR誌にチラシをはさみ、その中で、同特集が指摘するIHの問題点に対する反論・反証を掲載していく方針です。また、IHクッキングヒーター製造メーカーが加盟する日本電機工業会(JEMA)も、2月24日付で暮らしの手帖社に対して、訂正文掲載を含めた「要望意見」を提出しています。訂正や説明を求めている事項は、ガスとのコスト比較、調理方法やなべの種類、「赤熱化」はガスでも生じる……などで、実験内容や条件の詳細提示を求めています。
これに対して暮らしの手帖は、3月25日発売号においてさらに検証を続け「いとも哀しき調理器具」と結論づけています。今後、暮らしの手帖社の対応はもとより、他のマスコミの報道も注目されますが、LPガス業界も、自ら顧客に対して、IHの問題点とガスの優位性を伝えていくことが大切でしょう。すでに都市ガスやLPガス販売会社の中には、同誌や記事のコピーを店頭においたり、顧客に配付するなどして、IHクッキングヒーター対策ツールとして活用している事例が報告されています。


今号は上野毛SSにおじゃましました
上野毛SS紹介
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ガスコンロの新しい形
ガラストップコンロについてをリンナイ社に聞く
暮しの手帖の話題も受け、IHをしのぐ商品として注目を浴びているガラストップコンロ。今回はガラストップコンロの魅力や開発時のエピソードなどを求めて、リンナイ株式会社の飯島正幸東日本営業本部 副本部長と、岡野興司営業本部販売促進部 次長にお話をうかがいました。
・ガラストップコンロの特徴について教えてください
ガラストップコンロは、ドイツ・ショット社の協力によって実現しました。従来のガラスではガスバーナーの高熱に耐えられず、ガラストップコンロの実現は不可能だったのです。当社のガラストップコンロに組み込まれているガラスは全てショット社の「セラン」というセラミックガラスを使用しており、このセランの耐久性が商品化への大きな力となりました。

セランは硬度も非常に高く、10円硬貨でこすってもキズがつかず逆に10円が削れてしまいます。これは実際に目にするとすごいですよ。是非当社のショールームで試してみてください。
この耐熱・耐久性により、安全できれいな状態でお使いいただけるのがガラストップコンロの最大の特徴と言えます。
飯島正幸副本部長

・ガラストップコンロ発売時の周囲の反応はいかがでしたか?
ヨーロッパではコンロは決して安いものではなく「高級なものを長持ちさせる」、というスタイルが主流です。しかし、日本では量販店などで1万円台のコンロが売っていることもあり、高いコンロなんて売れないのでは?という声が社内からもあがっていました。「消費者はコンロを安売りで買うものだと思っている。高級なコンロは見向きもされない」というわけです。たしかに私も、高性能なコンロを開発したいと思う一方で、日本では受け入れられないだろうとあきらめていました。

ですが「ガラストップコンロはお客様に受け入れられる」という自信がありましたので、社内の反対に耳を貸さず(笑い)開発に踏み切ったところ、ありがたいことに予想以上の売れ行きでした。
価格のみで判断されていたコンロですが、ガラストップという決定的な特徴を持ったことで多くのお客様に評価されたのだと思います。
岡野興司次長

・ガラストップコンロとIHクッキングヒーターは似た形状をしていますが、両者の違いは?
形状は似ていますね。ガラストップコンロ同様、清潔さやお手入れの簡単さを売りにしているようです。ですが、ガラストップコンロはガスの性能を持ったままこの形状を実現したところに意味があります。
最近、「暮らしの手帖」でも紹介されたとおり、ガスコンロのほうがおいしい料理ができるというのは一般にも知られていることですから、今後もガラストップコンロの売り上げは伸びると確信しています。


・やはりガラストップコンロは、IHクッキングヒーターに対抗して開発されたのですか?
いえ、そう思われている方も多いようですが、ガラストップコンロは独自に開発したものであり、先に発売しています。ですから当然、コンセプトの段階ではIHを意識していませんでしたが、結果的には消費者にIHコンロとの比較を協力にアピールできる有力な商品の提供が出来ています。

・ガラストップコンロの魅力や、今後の展開について
聞かせてください

ガラストップコンロをご購入いただいたお客様に購入前・購入後でアンケートをお願いしたところ、「ガラストップコンロの良いところ」という質問に対して、購入前にはなかった「内炎式バーナーが調理しやすい」という回答が全体の22%を占めました。日常で使用された上で「使いやすい」と言っていただけるのはうれしいことです。今後も努力を続けることで、そのお客様にはまた当社製品を使っていただけるのではないかと思います。
また、ガラストップコンロは「グルメ7」という機能がついており、そのひとつに炊飯機能を持っていますので、ぜひ一度ガスで炊いたお米を試していただきたいですね。グルメ7の機能をお試しいただくことで、他のガス関連商品の魅力にも気づいていただけるのではないでしょうか。

10円硬貨でこすっても傷ひとつつきません
グルメ7の便利機能
@揚げ物温度調節機能(センサー搭載バーナーのみ)
・素材に合わせて3段階での油温調節機能がついています。
A炊飯機能(センサー搭載バーナーのみ)
・ご飯が5合まで、おかゆも炊けます
Bコンロ調理タイマー(センサー搭載バーナーのみ)
・設定時間で、自動消火します。
C湯沸し機能(センサー搭載バーナーのみ)
・お湯が沸くとブザーでお知らせ。約5分保温し自動消火します。
D強火力バーナー
・強火からとろ火まで火加減が自在にコントロールできます。
E遠赤外線セラミックグリル(魚焼き以外のグリル調理にも便利)
・グリルは、遠赤外線バーナーでこんがりおいしく焼き上げます。
Fグリルお知らせタイマー
・調理時間の目安に便利。3分毎にブザーでお知らせします。
グルメ7の安心機能
@グリルを見張ります。
・グリル消し忘れタイマー(片面焼きは約21分、両面焼きは約15分で消火)
・グリル点火確認ランプ(グリル庫内を覗き込まずに点火を確認)
・グリル過熱防止装置(グリル庫内の温度が異常に上がると自動消火)
A天ぷら油の過熱を防ぎます。(センサー搭載バーナーのみ)
・あげルック(危険温度になる前にブザーがなり自動消火)
B炎が消えると、ガスを自動的にストップします。
Cグリル扉がさがり、火傷を防ぎます。
D鍋が焦げつきはじめると自動消火(センサー搭載バーナーのみ)
E火を消し忘れても点火後、約2時間で自動消火します。
(センサー搭載バーナーのみ)
F空焚きの場合はただちに自動消火します。(センサー搭載バーナーのみ)

◆冨士鉱油グループ 営業会議を開催

 冨士鉱油グループでは、環境変化の激しい市場に対応するため、昨年より営業評価を、 「9月〜2月」「3月〜8月」の6ヶ月に区切って行うこととしていますが、4月4日に各部門責任者の参加により「9−2/03期の実績評価」と「3−8/03期の計画内容の確認」会議を各部門責任者の参加のもと、冨士鉱油本社にて開催しました。

会議冒頭、冨士鉱油代表取締役の園木章夫より『現下の激しい環境下に勝ち残るためには、収益力の拡大が最優先の課題であり、NGP(Non・Gas・Profit/提案営業利益)の推進と、昨年よりすすめているCMP(Cost・management・planning/戦略的コスト削減)への一層の取組みが必要である』との基本方針が示されました。

その後、会議に入り専務取締役営業本部長の草地好和より
・ 9−2/03期の実績評価
・ 3−8/03期の計画概要
について報告があり、各部門長から担当部門における「3−8/03期の計画」の説明と達成に向けての方針・決意が表明されました。

◆和田好正氏 V10挑戦についての続報

新聞報道などでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、冒険スキーヤー和田好正氏の冒険は、行く手を巨大な氷塊にさえぎられて断念ということになりました。
ここに、和田氏より応援してくださって皆様に寄せられたメッセージを紹介いたします。

 いつも応援ありがとうございます。
V10最終章の冒険は、なかなか私にGOODチャンスを与えてくれません。
今年のロス海は、氷にふさがれて立ち入ることは出来ませんでした。
何度もチャレンジを挑みましたが、エレバス山の近くまでは入れることはかないませんでした。
目的地まで約300kmを残して、船は引き返すことに決定しました。
それ以上そこにいると、船自体がとじ込められて遭難する可能性があるからです。

エレバス山のベースキャンプ地を踏むことを出来ないで終わってしまった冒険は、諦め切れることは出来ません。
山を登りスキーで挑み、そこで難関に出会って中止なら納得もするのですが、それがまだエレバス山を見ないうちに中止になってしまったことは空虚さえ感じます。
悔しくてならないという気持ちと、私の力ではどうしようも出来ないこと、大自然が無限に立ちはだかる南極では祈りも通じませんでした。
すべての準備を整えて向かったV10南極冒険でしたが、途中断念という辛い決断と残念な形で日本に戻らなければなりません。
応援をしていただいている大勢の皆様、そしてスポンサー各位に対しましては、心よりお礼をいたします。ありがとうございます。

もし皆さんが許していただけるならば、もう一度、挑戦させて下さい。
今回の中止の理由は、自然環境です。 今年は、誰も立ち入ることを許してくれません。
来シーズンに、この夢を賭けたいと思います。 私のファイナル・アドベンチャースキー(最終回の冒険)のセールスポイントは、ネバーギブアップ V10 です。
山を登り極限の世界で自分の意志で中止するのであれば、自分に納得してV10は完結しても良いと思っていましたが、今回は、私の意志ではなく人を寄せ付けない大自然の驚異に負けたという感じです。

南極の氷をバックに記念撮影

ボンベを守るチアーズベア・船上にて

いかに周到な準備をしても、夢が叶わない時があります。 しかし、成功は必ずやって来ると信じます。
大自然が受け入れた時に、この冒険は実現が可能となります。
今回の屈辱をさらなる準備と計画を練って、確実に南極での冒険成功が可能にする強靱なプランを立ち上げます。
これまでに南極冒険のために揃えた用具等などは、全て準備は出来ていますので、そのまま取って置き,次回の南極冒険に生かしたいと思っています。
勝手ではありますが、今後とも引き続き応援してくれることを心より切にお願い申し上げます。
各社の応援スポンサー撮影は、海に浮かんでいる氷山や山をバックに撮影をしてきましたので、ぜひ次回の冒険につながるよう広報として使用して頂ければ幸いです。

冒険スキーヤー 和田好正
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