新世紀の横光利一 2019年3月2日(土)〜3月30日(土) 午前9:30~午後4:30(入館は午後4時まで)


閉会しました。多数のご来場ありがとうごさいました。

会場

日本近代文学館 東京都目黒区駒場4-3-55(駒場公園内)
TEL:03-3468-4181 FAX:03-3468-4185
アクセス:京王井の頭線、駒場東大前駅(西口)徒歩7分

観覧料:300円(200円)、中学・高校生100円
 (  )は団体20名様以上の料金

 横光利一(1898~1947)は、第二次世界大戦前の日本においては、もっとも有名な小説家の一人であった。
彼の文学については、これまで新感覚派時代のモダニズム文学の旗手として評価されることが多かったが、近年では長編「上海」を中心とした東アジア全体の文学との関連や、アジア太平洋戦争の戦時下で書き継がれた「旅愁」におけるヨーロッパと日本との対比など、その研究の裾野が大きく広がっている。
世界各地で民族や宗教、文化の衝突による暴力が噴出している、21世紀の現在において、文化交流やナショナリズムの醸成など、横光利一の文学が格闘し続けた問題は、色褪せることもなく今も問い返され続けている。彼の文学を通じて我々の”今”を考えたい。

特別関連イベント

-千葉俊二氏講演(早稲田大学名誉教授)
3月16日(土)横光利一文学会第18回大会 15:00開始 16:00終了予定
当館講堂 参加無料 定員80名 事前申込不要

-新感覚派映画連盟第一回作品 「狂つた一頁」(衣笠貞之助監督)弁士・楽士(ピアノ)付き上映会
3月21日(木) 14:00開演 15:30終演
当館講堂 入場料1,000円 定員80名
弁士:片岡一郎 / ピアノ:上屋安由美
1月10日よりメール(yokomitsuten@gmail.com)にてお申し込みを受け付けます。

横光利一の書籍紹介