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講演「利益を生む顧客満足」シリーズ
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魚を食べたいお客様は魚屋さんへ行く
クラブへ来るのは魚釣りをしたい男性

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銀座クラブ「ル・ジャルダン」オーナー
望月 明美 氏
  サービス業における顧客満足はどのようなことなのか……ノラ・コミュニケーションズが事務局をサポートしているガス体エネルギー事業者のフォーラム「タスクフォース21」では、このテーマについて各界のオピニオンを招いてお話を伺っています。今回は、究極のサービス業である銀座のクラブのオーナーに、仕事のこと、スタッフの教育などについて伺ったお話から抜粋して掲載しました。
ホステスという仕事とは
どんな仕事にも役立つ仕事

 私は17歳のときに水商売に入り、なぜかこの仕事の楽しさにとりつかれてしまい、ここまできてしまいました。私のお店「ル・ジャルダン」は、31歳のとき、96年にオープンしました。お店の入っているビル「ピアースビル」は、銀座にあるバービル2万件の中で5本の指、悪くても7番目とかに入る有名ビルですが、その中には14軒のクラブが入っています。そのビルで14番目の店としてオープンして、今は数えたら3番目です。この10年で、10ものお店がなくなって変わってしまっているわけです。
 当初は、いろいろなところからホステスさんをスカウトしてきて、派手な感じでオープンしました。けれども今は、フロム・エーやタウン誌で「銀座のクラブ。学科試験あり」と募集をかけ、素人の女の子を採用し、教育しています。店内専用のホームページを開設し、店の女の子たちはそこにアクセスして情報の共有化をしています。ある程度慣れるまでは、お客様とのメールのやり取りも私たちがきちんとチェックしますし、返信の書き方も教えます。
 私自身が雑誌やテレビの取材を受けたり、本の出版をさせていただいているのは、店の広告塔としてお客様に対して宣伝をしているのと同時に、良い女の子を採用するために店のことを知らせているという意味があります。
 すべての営業の基本は「自分を売り込む」こと、そしてホステスという仕事とは、これからどんな仕事をしても、お嫁さんになるにしても役立つ仕事だ、と私は教えられてきました。今、私はそれを教えています。まず、笑顔。そして、聞き上手でいなさいということも、いつも言っています。
 お店の新人の女の子たちに「ホステスさんは何を売っていると思いますか」と聞くと、「お酒」とか、「高級感」とか、いろいろな答えを言います。けれども、やはり私はクラブが売っているのは「ときめき」だと思います。そして、今の銀座は、その「ときめき」が品薄だと思っています。品物が無くて、お客様のほうが溢れているような気がします。営業して、同伴して、お店で接待して、メールやお手紙でのアフターをして、といったことがホステスの仕事です。そういう仕事の基本を地道に繰り返すことができる子が、この世界で成功しますし、それはきっと、他の仕事で成功している人も同じではないかと思います、
 魚を食べたいお客様は魚屋さんへ行く、クラブへ来るのは魚釣りをしたい男性だ、という言葉が銀座にあります。男性が求めているのは、心の抱擁感とか、ときめき、癒しの時間だと感じます。そういう時間、そういう場所を提供することが私たちの仕事だと考えています。

(タスクフォース21 第52回例会講演会から)

                                

ル・ジャルダン 
      東京都中央区銀座8-6-22  銀座ピアースビル 6F
      TEL:03-5568-0668〜9

メディア掲載記事紹介
 現代の肖像
望月明美 銀座のときめきは世につれて

(AERA 2006年4月3日号 掲載記事)


記事の著作権は朝日新聞社にあります。
このPDFは関係者への資料として一時的に掲載したものです。 

書籍紹介
『銀座ママの夜のお悩み相談室』
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