| ハト対策 |
| ハトはコンクリートの建物や橋梁を好んで巣を作ります。都会にいるほとんどのハトは、輸入種のカワラバトが野生化したドバトと呼ばれる種類です。ところで、すべての野鳥は「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」(鳥獣保護法)により保護されています。許可なく野生鳥獣を捕獲すると処罰されます。ドバトも対象外ではありません。とにかく撃退するしかないのです。 |
ドバトの発祥
伝書鳩が戻らずに野生化した |
ドバトの原種・カワラバトは、地中海から中央アジアにかけて広く分布しています。豆類などの植物食で、海辺の崖や山岳地帯、または木の生えていない所や草原、砂漠などで生活し、崖の岩棚や洞穴など、岩の割れ目を好んで巣を作ります。
このカワラバトが日本に持ち込まれたのは、奈良時代だといわれています。ハトは、地球の磁場を強く感知することができる特殊な能力を身につけており、方向感覚と帰巣能力に大変優れています。さらに、長距離飛行もできるので、ハトは古くから通信手段用の伝書鳩として活用されてきました。この伝書鳩が戻らずに野生化したものがドバトです。
最近では、鳩レースに参加しているハトが、携帯電話などが出す磁気の影響で帰還できず、野生化しているという指摘もあります。 |
ドバトの習性
繁殖場所と休息場所が同じ |
ドバトの害は、フン。高い壁面にフンがつくと容易に清掃することもできず美観をそこねます。また、堆積したフンは衛生上大きな問題をもたらすと共に、建造物の材質によっては腐食が促進される場合もあります。さらに、通行人の衣服や洗濯物を汚してしまったり、ひどい時には屋上などの排水溝がフンでふさがれてしまいます。
ドバトはマンションの高い階で、人の気配の少ないベランダを狙って巣を作ることが多いようです。狙われるのはベランダに置かれたエアコンの室外機の隙間や植木鉢の隙間。とくに、留守の多い家のベランダは格好のねぐらとなります。ドバトは繁殖場所と休息場所が同じなので、その塒を守るために昼間もそこに居ることが多く、そのため、フンと騒音のような鳴き声が、昼も夜も人を悩ませるのです。 |