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オール電化攻勢はLPガス業界において大きな脅威となっています。しかし、顧客視点で考えたときに「ガス屋だからガスを使わせたい」というスタンス=業者都合の論理で、お客様の支持は得られるでしょうか。お客様の支持のない店、業界に未来はありません。
お客様は「ガスが欲しい」のではなく「風呂に入りたい」。そのために、たまたまガスを使っているに過ぎません。他に便利で経済的なものがあれば、それを使うのは当然です。
またLPガス販売店も、「LPガスを残したい」のではなく「事業を残したい」はずです。そのためには、どのような取り組みが必要なのかを考えていきましょう。
レコード盤がなくなっても、レコード店はCDを販売することで生き残りました。それは、レコード店が「レコードを売る店」ではなく「音楽を売る店」だったからです。
しかし、CD販売によって生き残ったレコード店は、今度は音楽のダウンロードサービスの普及という脅威を受けています。時代は常に変化し、小売業は、商売は、常にその変化に対応し続けなれば生き残ることはできません。LPガス販売業もその例外ではないのです。
LPガス販売業の構造改善の前提は、まず「意識改革」が必要です。業者論理から顧客視点への転換、「ガスを売る店」から「風呂に入れる状態をサービスする店」への転換といった観点でモノを考えれば、次代にも事業を継続・発展させていける業態開発や、新商材の発掘、そのための準備としての現時点での取り組みも見えてくるのではないでしょうか。
(10月3日 社団法人岐阜県エルピーガス協会岐阜支部構造改善セミナーより)
ガスを売らないガス屋さんになる
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