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1月CP、プロパンはさらに上昇し870ドルに
相次ぐ「暴騰」で、大勢は小売料金を再値上げへ

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長澤 耕一
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 世界最大のLPガス輸出国・サウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラムコ社は昨年12月末、わが国の輸入各社に、平成20年1月分のCP(輸入価格)を、プロパンは前月比10ドル高のトンあたり870ドル、ブタンは同10ドル安の875ドルに改定すると通告してきました。プロパン価格は当初「横ばい」(輸入各社)が予想されていましたが、原油の1バレル100ドルに達する高騰を受けて最高価格をまたもや更新しました。
 LPガス販売業界は電気などとの厳しい競争下にあり、値上げはできるだけ避けたい意向にあります。しかし、CPの「暴騰」を受けて一段と厳しい経営を強いられていることから、昨秋の値上げに続き、再び値上げせざるを得ない状況に直面しています。このため、多くの販売店はやむなく大勢として1月検針分から転嫁していく動きにあります。
 また、電力や都市ガスと同様に、原料価格の変動を小売価格に反映する料金制度(原料費調整システム)を採用しているLPガス販売店の場合も、調整値上げとなります。
 原油価格は今後も大幅な変動が予想されていることから、LPガス輸入価格も春先までは大きく変動することが予想されます。